要確認の箇所があります
- 組織の設定からアップロードするzipファイルの中の形(プラグインのフォルダをzipの一番上に置くか、フォルダの中身を置くか)は、公式ヘルプで確認できませんでした。ひな形は、フォルダごとzipにしています
- 画面の名前(「Organization settings > Plugins & skills」「Upload a plugin」など)は、英語の公式ヘルプの表記です
基本情報
- 経理にとっての価値
- 担当者ごとにスキルやルールの版がばらばらになるのを防げます。「全員が、承認された同じ手順で作業している」ことを説明しやすくなります。
- 難しさの目安
- 仕組みを作る担当者と、組織のオーナー向け情報システムの担当者と相談
- 前提
- テーマE〜Gのうち、配りたい仕組みが練習用のフォルダで正しく動いていること
- 組織全体に配る場合は、チームプランのオーナー(Owner または Primary Owner)の権限と、組織で Cowork とスキルの両方が有効になっていること(公式ヘルプより)
- 情報の時点
- 2026年10月時点(公式情報の確認日:2026年10月12日)
ひな形
このページで説明している設定やファイルの見本です。自社の環境に合わせて書き換えて使ってください。
- プラグインのひな形(keiri-kit.zip)zipファイル。勘定照合・仕訳チェックのスキルと、検証役のサブエージェントをまとめたプラグインの見本です。keiri-kit.zip をダウンロード
しくみ
プラグインは、スキル・サブエージェント・フック・コネクタの設定などを、1つのフォルダにまとめたものです。公式ドキュメントでは「まとめて入れて、まとめて読み込まれる1つの単位」と説明されています。
keiri-kit/
├── .claude-plugin/
│ └── plugin.json … プラグインの名前・説明・版
├── skills/
│ ├── kanjo-shogo-sai/ … 勘定照合のスキル(R1)
│ └── shiwake-check/ … 仕訳チェックのスキル(R5)
├── agents/
│ └── shogo-kensa.md … 検証役のサブエージェント(テーマG)
└── README.md … 説明書
フック(テーマE)を加えるときは、hooks/hooks.json を追加します。
plugin.json には、最低限、名前を書きます。ひな形では、説明と版も書いています。
{
"name": "keiri-kit",
"description": "経理チーム用のClaude活用セット(勘定照合・仕訳チェックのスキルと、検証役のサブエージェント)",
"version": "1.0.0",
"author": {
"name": "経理部(サンプル)"
}
}
配り方は2通り
| 配り方 | 誰が作業するか | 使える場所 | 向いている場合 |
|---|---|---|---|
| A. Claude.ai の組織に配る | 組織のオーナー | チャット、Cowork、Claude Code(同じアカウントでサインインした場合) | チーム全員に、手軽に配りたい |
| B. 社内のマーケットプレイス(GitHub など)から配る | 仕組みの担当者 | Claude Code | 版の管理を、ソフトウェアの開発と同じように厳密に行いたい |
A. Claude.ai の組織に配る(オーナー向け)
公式ヘルプでは、次の手順が案内されています。
- Claude.ai の組織の設定の「Plugins & skills」を開きます。
- 「Add」→「Upload a plugin」を選び、プラグインのzipファイル(200MB未満)をアップロードします。
- プラグインごとに、配り方を選びます。
- Installed by default:最初から入っている
- Available to install:組織の全員に一覧として表示され、利用者が自分で入れられる
- Required:必須(チャット・Cowork・Claude Code のどこでも、利用者は無効にも削除もできない)
- Not available:非表示(準備中のプラグインに使う)
同じ名前のプラグインをアップロードし直すと、前の版が自動で置き換わります。
B. 社内のマーケットプレイスから配る(担当者向け)
社内の GitHub などに、プラグインの一覧(マーケットプレイス)を置き、Claude Code から入れてもらう方法です。手順は公式ドキュメント(Plugin marketplaces)に詳しく書かれています。情報システムの担当者と相談して進めてください。
経理で配るときのおすすめの手順
- 練習用のフォルダで作る:テーマE〜Gの仕組みを、練習データで動かして確かめる。
- プラグインにまとめる:ひな形のフォルダに入れ、形を確認する(claude plugin validate)。
- 少人数で試す:「Available to install」は組織の全員に表示されるため、試験中であることを周知したうえで、まず数人に入れてもらう(グループごとに見せ分ける設定は Enterprise プランのみ)。
- 承認して配る:問題がなければ、経理の責任者の承認を得て「Installed by default」にする。
- 版を記録する:plugin.json の version と、変更の内容・承認者を記録する。
経理の手順書の改訂と同じように、「作る → 試す → 承認する → 配る → 記録する」の流れで管理するのがポイントです。
必ず行う
自分で確かめること
仕組みを作ったら、本番で使う前に、次の点を自分で確かめてください。
プラグインの形が正しいか
Claude Code で、プラグインのフォルダに対して「claude plugin validate .」を実行し、合格(Validation passed)になるかを確かめます。このページのひな形は、作成時に合格を確認しました。
配る前に、少人数で試したか
いきなり全員に配らず、数人の練習用のフォルダで、スキル・サブエージェントが期待どおりに動くかを確かめます。
プラグインの中身(特にフック)を確認したか
プラグインのフックやプログラムは、各メンバーのパソコンで動きます。「必須」にして配る前に、中身を必ず確認します(公式ヘルプより)。
版と変更の記録を残しているか
中身を変えたら plugin.json の version を上げ、何を変えたか・誰が承認したかを記録します。
注意点
- プラグインは、入れた人のパソコンで、その人の権限でプログラムを動かせます。出どころの確かなものだけを入れ、入れる前に中身を確認してください(公式ドキュメントより)。
- 組織で「必須」にしたプラグインは、Claude Code では利用者が無効にできません。フックを含むプラグインを必須にする前に、フックの中身を確認してください(公式ヘルプより)。
- フックとサブエージェントは、Claude Code と Cowork で動き、ふつうのチャットでは動きません(公式ヘルプより)。チャットで使えるのは、スキルなどの一部です。なお、Cowork とチャットは2026年9月に統合が発表され、段階的に提供されています(チームプランは「まもなく」)。
- Anthropic 公式の finance プラグイン(経理向け)もあります。自社用に作る前に、中身を参考にするとよいでしょう(このサイトの「公式の経理向けツール」のページで紹介しています)。
- プラグインの中のスキルは、スキル単体のひな形(R1〜R5)をコピーしたものです。スキルを直したときは、プラグインの中も直してください。
このページに出てくる用語
確認した公式情報
このページの説明は、次の公式情報で確認しました。Claude の機能や制度は変わることがあるため、使う前に最新の情報を確認してください。
| 記事名 | URL | 確認日 |
|---|---|---|
| プラグインの概要(Plugins) | https://code.claude.com/docs/en/plugins | 2026年10月12日 |
| プラグインのリファレンス(Plugins reference) | https://code.claude.com/docs/en/plugins-reference | 2026年10月12日 |
| プラグインの配布(Plugin marketplaces) | https://code.claude.com/docs/en/plugin-marketplaces | 2026年10月12日 |
| プラグインのセキュリティ | https://code.claude.com/docs/en/plugins/security | 2026年10月12日 |
| 組織のプラグインを管理する(Manage plugins for your organization) | https://support.claude.com/en/articles/13837433-manage-plugins-for-your-organization | 2026年10月12日 |
| Claude でプラグインを使う(Use plugins in Claude) | https://support.claude.com/en/articles/13837440-use-plugins-in-claude | 2026年10月12日 |