中級者の次の一歩
チャットやプロジェクトに慣れてきた方が、Claudeを「仕組み」として使い始めるための4つのテーマです。ここまでできたら、さらに高度な使い方をまとめた「上級者の入口」へ進んでください。
2026年10月時点CLAUDE.md(設定ファイルの例)
# 経理作業のルール
- 金額は円単位・3桁カンマ区切り
- 差異は勘定科目コード順に並べる
- 元データは上書きせず、結果は別ファイルに出力テーマ A
会社のルールを覚えさせる
Claude Code の設定ファイル(CLAUDE.md)に、書式・命名・禁止事項を書き、毎回の説明をなくします。
このテーマで扱うこと
- CLAUDE.md は、Claude Code が作業を始めるたびに読む「作業ルールのメモ」。フォルダに置いておくだけで使われる
- 経理で書いておくとよいこと:金額の書き方、並び順、ファイル名の付け方、元データを上書きしないこと、計算はプログラムで行うこと
- チームで同じ CLAUDE.md を使えば、担当者が替わっても同じルールで作業できる
- 書き方のコツ①:守れたかどうかを確かめられるくらい具体的に書く。「きれいにまとめる」ではなく「金額は円単位・3桁カンマ区切り」のように書く(公式ドキュメントより)
- 書き方のコツ②:短く保つ。1行ごとに「この行を消したら、Claudeは間違えるか」を考え、そうでなければ消す。長すぎる CLAUDE.md は、かえって守られにくくなる(公式ドキュメントより)
- 書き方のコツ③:たまにしか使わない手順は、CLAUDE.md ではなくスキルにする。スキルは必要なときだけ読み込まれる
- 書いたルールが読み込まれているかは、入力欄に /context と入力して確かめる
- CLAUDE.md は「お願い」であって、強制ではない。確実に止めたいこと(元データの書き換えなど)は、上級者の入口のテーマE(フック)・F(設定)で仕組みにする
テーマAの確認した公式情報
このページの説明は、次の公式情報で確認しました。Claude の機能や制度は変わることがあるため、使う前に最新の情報を確認してください。
| 記事名 | URL | 確認日 |
|---|---|---|
| Claude Code の Memory(CLAUDE.md・/context・/init) | https://code.claude.com/docs/en/memory | 2026年10月12日 |
| Claude Code のベストプラクティス(CLAUDE.md の書き方) | https://code.claude.com/docs/en/best-practices | 2026年10月12日 |
テーマ B
処理用プログラムを含むスキル
手順書だけでなく、照合や集計の処理(プログラム)までひとまとめにして、チームに配ります。
このテーマで扱うこと
- スキルのフォルダには、SKILL.md のほかに、Pythonなどのプログラムのファイルを入れられる。毎回同じプログラムで計算するので、結果がぶれにくい
- チームプランでは、スキルを特定のメンバーに共有したり、組織全体に公開したりできる。組織のオーナーは、全員に配るスキルを登録することもできる
- 注意:スキルは信頼できる作成元のものだけを入れる。同僚から共有されたものでも、中身を確認してから有効にする(公式ヘルプより)。パスワードなどをスキルに書かない
テーマBの確認した公式情報
このページの説明は、次の公式情報で確認しました。Claude の機能や制度は変わることがあるため、使う前に最新の情報を確認してください。
| 記事名 | URL | 確認日 |
|---|---|---|
| カスタムスキルの作り方(日本語版) | https://support.claude.com/ja/articles/12512198 | 2026年10月12日 |
| Claudeでスキルを使用する(日本語版) | https://support.claude.com/ja/articles/12512180 | 2026年10月12日 |
| Provision and manage skills for your organization(組織へのスキルの配布) | https://support.claude.com/en/articles/13119606-provision-and-manage-skills-for-your-organization | 2026年10月12日 |
テーマ C
ほかのツールとつなぐ
コネクタ(MCP)で、ファイル置き場や表計算などのデータを、Claudeから直接読み書きします。
このテーマで扱うこと
- コネクタは、Claudeがほかのアプリやサービスのデータを読んだり、操作したりするための仕組み
- Google ドライブや Microsoft 365(SharePoint・OneDrive など)の公式のコネクタがある。チームプランでは、組織のオーナーが有効にしたあとで、各メンバーが自分のアカウントでつなぐ。Microsoft 365 の場合は、あらかじめ Microsoft 側の管理者(Entra のグローバル管理者)による1回の同意も必要
- 自社で用意した接続先(カスタムコネクタ)を追加できるのは、チームプランではオーナーだけ
- 注意:信頼できる接続先だけにつなぐ。悪意のある接続先は、隠れた指示でClaudeに意図しない操作をさせようとすることがある(公式ヘルプより)
テーマCの確認した公式情報
このページの説明は、次の公式情報で確認しました。Claude の機能や制度は変わることがあるため、使う前に最新の情報を確認してください。
| 記事名 | URL | 確認日 |
|---|---|---|
| コネクタを使用してClaudeの機能を拡張する(日本語版) | https://support.claude.com/ja/articles/11176164 | 2026年10月12日 |
| リモートMCPを使用したカスタムコネクタを始める(日本語版) | https://support.claude.com/ja/articles/11175166 | 2026年10月12日 |
| Use Google Workspace connectors(Google Workspace のコネクタ) | https://support.claude.com/en/articles/10166901 | 2026年10月12日 |
| Set up the Microsoft 365 connector(Microsoft 365 のコネクタ) | https://support.claude.com/en/articles/12542951 | 2026年10月12日 |
| Claude Code と MCP | https://code.claude.com/docs/en/mcp | 2026年10月12日 |
テーマ D経理ならでは
結果を確かめ、記録を残す
件数・合計の突合と処理の記録で、AIを使った作業を「監査で説明できる形」にします。経理ならではの、いちばん大切なテーマです。
このテーマで扱うこと
- 入力と出力の「件数」と「合計」を必ず記録する。入力の件数=出力の件数+除外した件数、になっているかを確かめる
- 計算に使ったプログラムを結果と一緒に保存する。翌月も同じ方法で計算でき、「どう計算したか」を説明できる
- 「誰が、いつ、どのデータで、何を確かめたか」を記録に残す。Claudeの結果を人が確認したことが分かるようにする
- 元データは書き換えず、結果は別のフォルダに出す。CLAUDE.md に「input は読むだけ」と書いておく
- 根拠(社内資料・公式情報)を、回答や指摘と一緒に残す
テーマDの確認した公式情報
このページの説明は、次の公式情報で確認しました。Claude の機能や制度は変わることがあるため、使う前に最新の情報を確認してください。
| 記事名 | URL | 確認日 |
|---|---|---|
| Claude Code のベストプラクティス(Claude が自分の作業を確かめられる手段を与える) | https://code.claude.com/docs/en/best-practices | 2026年10月12日 |
| Claude が不正確または誤解を招く回答を提供しています(日本語版) | https://support.claude.com/ja/articles/8525154 | 2026年10月12日 |
| Claude Code の変更を元に戻す(Checkpointing) | https://code.claude.com/docs/en/checkpointing | 2026年10月12日 |
次は、上級者の入口へ
A〜Dができるようになったら、フックによる自動のガードと記録、設定によるルールの強制、ダブルチェックの仕組みなど、さらに高度な使い方に進みましょう。
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